今年の正月休みはどの方も長めの正月休みなのではないでしょうか?そんなお休みにこの小説はいかがでしょうか?
貴志祐介著の「ダークゾーン」
同著者と言えば映画化にもなった「黒い家」のようなサイコ的なミステリーホラーというイメージの方もおられるかと思われますが、今回の作品みたいなSF小説もおもしろい!
物語は、棋士を目指し大学へ通う主人公がいきなり異次元の空間で目を覚ますところから始まります。
そして訳もわからないうちに自分を含め18体の化け物化した仲間と敵の18体とでの殺戮バトルを4本先制の7回戦で争わさせられるというストーリー。
その18体はそれぞれに将棋やチェスの駒ような特殊な技量があたえられた化け物化した知人達。
まるで殺戮ありの人間将棋。
まったくルールもわからない状態で強制的に戦わされ殺戮しあう頭脳ゲーム。
なぜそのような状況に陥ったのかもわからないまま、相手が来るからこちらも身を守るためにやらざるをえない状態。
そして、徐々に明かされていく謎!
予測のつかない展開に、ついつい引き込まれていきます。
おためしあれ!
by。ひらさわ