「本能寺の変」後、信長亡きあと清須城を舞台に、跡目を決める心理戦を
猪突猛進な柴田勝家が押す信長の正妻の子でない三男信孝と
用意周到な羽柴秀吉が押す信長のバカ息子で次男信雄
丹羽長秀らの武将たちは情と利得の狭間に揺れる中
今後のキャステイング・ボードを握るのは誰なのか?
日本史上、初めて合議で歴史が動いた瞬間を
現代語で綴っている随所にクスッと笑える小説です
本のカバー画も面白く表現されています
亡き信長公の鎧や秀吉のモバイルを片手にして情報収集に余念がない様は
三谷氏ならではと・・・・。
来秋映画化されるそうなので
今から中井貴一や佐藤浩一はどの役を演じるのか非常に楽しみです
休日の1日で読み終えた(いつもの雨でしたので)
たなべ でした